| ■第12回:2006/03/15『神楽坂で聴く〜お箏&ヴァイオリンで贈るスプリング・ランチタイム〜
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【遠藤千晶(箏)】
東京芸術大学大学院修了。東京芸術大学卒業時には、卒業生代表として皇居内桃華楽堂にて催された皇后陛下主催音楽会に招かれ御前演奏。
第21回宮城会主催全国筝曲コンクール演奏部門児童部第1位入賞。
第58回長谷検校記念全国邦楽コンクールにおいて最優秀賞(全部門第1位) および文部科学大臣奨励賞を受賞。
NHK邦楽技能者育成会第41期卒業。NHK邦楽オーディション合格。1stCD[水晶の音]を竃M楽の友社より発売。
【南條由起(ヴァイオリン)】
東京芸術大学を経て同大学大学院修了。英国王立音楽院大学院パフォーマンス・ディプロマを首席卒業、最高位賞Dip RAM号を取得。
ロンドン交響楽団のストリングスキームで研鑽を積む。 かながわ音楽コンクール総合第1位、神奈川県知事賞、神奈川新聞社賞を受賞。
日本クラシック音楽コンクール第2位、ほか多く受賞。ソリスト、首席奏者として各種コンサートに幅広く出演、レコーディングなどでも活躍している。
東京アンサンブルメンバー。英国・エルガー協会会員。
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【プログラム】「和と洋の融合 親しまれた日本の曲をめぐって」
さくら変奏曲 / 赤とんぼ
中国地方の子守唄 / 春の海 /ムーンリバー
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第12回のランチタイムコンサートは、アグネスには2度目のご登場となる南條由起さんのヴァイオリンと、
遠藤千晶さんの箏という、和と洋の楽器の意外なコラボレーションが実現しました。
弦楽器であるという点の他には共通点はないように見える二つの楽器ですが、
一見異質なこの組み合わせ、実は前例があるそうです。
フランスの女流ヴァイオリニスト、ルネ・シュメーが、宮城道雄の「春の海」を気に入り、
その尺八のパートをヴァイオリンで演奏、宮城道雄の箏と共演したのが昭和7年(1932年)のこと。
その歴史は70年以上も遡ることができるのです。
そういった経緯もあってか、和洋異なる楽器の合奏でありながら、その音色は自然に溶け合い、
雅やかな世界にホール全体が包み込まれました。
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演奏の合間には、演奏中の真剣な表情とはうってかわった和やかな雰囲気の中でのトークタイム。
曲の解説や楽器の紹介、前述した宮城道雄とルネ・シュメーのエピソードや、
私たちが慣れ親しんでいる五線譜と違い邦楽の世界では楽譜は縦書きであるというお話(流派によるそうです)まで、
普段堅苦しい印象を抱きがちな邦楽やクラシックの世界を、親しみやすくお話されるお二人の様子に会場もすっかりリラックスムードに。
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「さくら」「赤とんぼ」など、日本人なら誰でも聞き覚えのある曲から、
圧倒的な美しさに惹きこまれるようだった「春の海」で演奏は終了。
アンコールはこの日演奏された中では唯一の洋楽曲となる「ムーンリバー」。
和洋のコラボレーションの新しい可能性を感じさせられる素晴らしい演奏に、
会場のお客様にも夢見心地のひとときをお過ごしいただけたのではないでしょうか。
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