| ■第27回:2007/6/20『2台のフルートの優美な調べ』〜斎藤 光晴・永江 真由子
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【斎藤 光晴(フルート)】
東京都出身。10歳よりフルートを始める。東京芸術大学卒業。
在京オーケストラのほかに、ジャパンチェンバーオーケストラ、紀尾井シンフォニエッタ東京に客演。
東京ゾリステン定期演奏会ではソリストを務める。第9回〜12回宮崎国際音楽祭に参加。
また、東京シンフォニエッタメンバーとして国内はもとよりスペイン、ドイツの音楽祭等で様々な同時代の作品の初演に参加。
これまでにフルートを西郷昌代、小泉剛、佐久間由美子の各氏に、室内楽を山本正治氏に師事。
現在、東京シンフォニエッタメンバー。
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【永江 真由子(フルート)】
東京音楽大学卒業。同大学研究生修了後、同大学非常勤助手を1年勤める。
1998年第51回全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位。
2004年第9回日本フルートコンクールびわ湖一般部門第3位。
2005年第10回びわ湖国際フルートコンクール一般部門第1位、及びオーディエンス賞受賞。
2006年日演連推薦新人演奏会にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトZに参加。
これまでに、大西宣人、寺本義明、中野真理、梅津正好、植村泰一、相澤政宏の各氏に師事。
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【プログラム】
・モーツァルト/歌劇『フィガロの結婚』より〜「恋とはどんなものかしら」
・モーツァルト/歌劇『魔笛』より〜「私は鳥刺し」「なんという不思議な笛の音だ」
「恋をすればだれでも楽しいものだ」「恋人か女房があればいいが」
・ビゼー/歌劇『カルメン』より〜「闘牛士」「アルカラの龍騎兵」「ジプシーの踊り」
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第27回のアグネスランチタイムコンサートは、2台のフルートの協演という、今までにない珍しいプログラム。
そのためか梅雨入り前の蒸し暑い陽気だったにも関わらず、アグネスホールには今回も沢山のお客様がお越しくださいました。
満場の期待が高まる中、斎藤さん、永江さんのお二方が1曲目に選ばれたのは、モーツァルトの喜劇オペラ『フィガロの結婚』より
「恋とはどんなものかしら」。誰もが聞き覚えのある親しみやすいメロディーを2台のフルートの音色が優しく奏でます。
続いては同じくモーツァルトの代表的なオペラ『魔笛』より、パパゲーノの「私は鳥刺し」を始めとしたアリアを4曲。
『魔笛』は魔法の笛を授かった王子が、さまざまな試練に立ち向かう物語ですが、
柔らかく繊細な音色で次々とオペラの世界を紡ぎだされるお二人のフルートの音色は、まさに魔法の笛のよう。
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最後を締めくくるのはビゼーの『カルメン』より、もっとも有名な「闘牛士」を含む3曲を。
先ほどまでの繊細で優雅な世界とは一変して、勇ましいメロディーがフルートで表現されます。
「ジプシーの踊り」では、エキゾチックなメロディーとしだいにテンポアップしていく曲調を、
お二人の見事なコンビネーションで一気にクライマックスまで盛りあげられ、満場の客席からは喝采の拍手が贈られました。
アンコールは『フィガロの結婚』より「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」。
オペラの歌曲を2台のフルートで演奏するという試みは、客席の大半の方にとって未体験の音楽だったのではないかと思われますが、
期待をはるかに上回る感動を、斎藤さん、永江さんの演奏から得られたことと思います。
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